外傷について
こんにちは。調布のみはし歯科クリニック、三橋です。
本日は救急歯科、特に口腔外傷についてお話しします。
口腔外傷は転倒事故やスポーツ中、学校生活などで比較的よく起きます。
最も多いのは口唇や頬粘膜の裂傷です。ほとんどの場合は消毒して経過観察で済みますが、裂傷が深い場合や出血が多い場合は縫合(糸で縫う)が必要です。当院では傷がきれいに治るように極細の糸や、抜糸を嫌がるお子様のために吸収性の糸を使います。
次に多いのが歯の脱臼(歯が抜けてしまう)です。これは時間との勝負です。2時間以内に元の位置に戻せば生着する可能性がありますが、それ以上時間がたってしまうと元に戻しても生着しなくなります。また、抜けてしまった歯は乾燥しないように常温の歯牙保存液、ない場合は牛乳に入れて持ってきてください。
いずれにしても当院では救急外傷の患者様は、予約患者様にお願いをして優先的に診察するようにしています。予期せぬことですので、何かあった場合はすぐご連絡ください。