骨が少なくてインプラントができない1
こんにちは。調布のみはし歯科クリニック、三橋です。
本日は、上あごの骨の少ない方に対するインプラント治療時の対応についてお話しします。
上あごの奥歯の骨は歯が欠損すると吸収し、その上にある上顎洞が拡大します。そうするとインプラントを入れるだけの十分な骨がなくなってしまいます。当院では上あごの奥 歯は十分な骨の中にしっかりとした長さのインプラントを入れることが成功の条件だと考えています。
下の3枚の写真を比べてみてください。上の奥歯が2本欠損していますが初診時は骨が薄く十分ではありません。そこでサイナスリフトという、上顎洞に対する人工骨移植を行いました。十分な骨ができているのが分かると思います。そこに十分な長さのインプラントを入れてセラミックの歯を作りました。現在非常に安定しています。
初診時 サイナスリフト術後 治療終了時
この手術は非常に高度な診断と技術を必要としますが、当院院長は100症例以上のサイナスリフトを執刀し、現在全ての患者さんで安定しています。上あごの骨が少なくインプラントをあきらめた方はぜひご相談ください。