【調布駅・歯医者】当院の感染管理について【みはし歯科クリニック】
こんにちは。調布の歯科、みはし歯科クリニックの三橋です。本日は当院の感染管理についてお話いたします
下の画像は当院の滅菌室の画像です。

上に二台並んでいるのが奥からクラスB滅菌機、手前がハンドピース用のクラスS滅菌機、下の大きいのがウォッシャーディスインフェクター(医療用の食洗器のようなもの)です。
最近は歯科では器具がパッキングされた状態で出てくることが多いと思います。あれは滅菌状態を維持するためにパッキングした状態で滅菌して保管するためです。
ただ、あまり知られていないことなのですが、一般の歯科医院に導入されているのはクラスN滅菌機といわれるものです。このクラスN滅菌機、実はパッキングしたら中まで滅菌できないのです。高圧の蒸気がパッキングした内容物まで届かないからです。また、パッキングしなくても筒状のものや表面がデコボコしたものも滅菌できません。なので、パッキングすることで逆に滅菌能力が落ちてしまいます。
パッキングしたもの、筒状のものや、形状の複雑なものを滅菌するにはクラスB滅菌機が必要です。当院で導入しているものもクラスB滅菌機です。これは滅菌前に庫内の空気を吸引して滅菌機内を真空状態にしてから、高圧蒸気で滅菌するため、隅々まで高圧蒸気がいきわたるからです。さらにその過程を数回繰り返すので時間がかかります。なので器具をある程度たくさん用意する必要があります。なぜクラスB滅菌機が歯科で普及しないかというと、滅菌機の費用が全く違うからです。クラスNであれば一台10万円前後で買えますが、クラスBはどんなに安くても一台100万円前後します。さらにメンテナンスを厳重に行って滅菌状態を常にモニターしてデータを取っていますので、メンテナンス料も年間20万円ほどかかります。ちなみに上で写っているウォッシャーディスインフェクターも150万円ほどします。これは強力な薬剤を用いて化学的に洗浄するもので、職員が手洗いすると院内感染の原因になるため、職員の安全を考慮して導入しています。
なぜ僕がここまで滅菌にこだわるかというと、まずは自分が治療されても安心できる環境を作りたかったからです。自分がなんか安心できないなという状態で患者さんの治療を行いたくないからです。あとはインプラントや口腔外科処置が多いため、より高度な滅菌体制を作りたかったからです。
導入費用もランニングコストもかかりますが、安全と安心に変えられるものではありません。




