【調布駅から徒歩1分の歯医者】歯科検診のC1・C2・C3ってなに?むし歯のレベルを知ろう
皆さん、こんにちは。
調布駅東口から徒歩1分のみはし歯科クリニックです。
歯医者で、医師や歯科衛生士が「C1、C2、C3」といって、お口の中をチェックしていることに疑問を持つ方もいらっしゃるでしょう。
アルファベットの「C」は、英語の「カリエス(Caries)」の略語で、むし歯という意味があります。
つまり、歯科検診では、むし歯の有無と進行状況をチェックしているのです。
今回は、C1、C2、C3などのむし歯の進行状況を解説します。
むし歯の進行状況は5段階にわけられる
むし歯の進行状況は、CO、C1、C2、C3、C4の5段階あります。
それぞれが、どのようなむし歯であるのかチェックしましょう。
CO(シーオー)
COは、ごく初期のむし歯です。
歯のエナメル質が溶けて白く濁っていますが、症状はなく穴もあいていない状態です。
丁寧な歯磨きや、再石灰化、キシリトールガム、フッ素塗布などで元の状態に戻る可能性があります。
この段階で治療する必要はありませんが、進行する場合もあるため経過観察は必要です。
C1
C1は、歯のエナメル質が溶けて浅く穴があいている状態です。
痛みなどの症状はありませんが、治療が必要になります。
麻酔をしなくても痛みを感じることなく治療ができるレベルです。
C2
C2は、歯のエナメル質の下にある象牙質にまで達したむし歯です。
甘いものや冷たいものを飲食したときに、しみるような痛みを感じます。
象牙質は痛みを感じる部分なので、麻酔をして治療を行います。
C3
C3は、歯の神経にまで達したむし歯です。
感染の程度によって、痛みのないものから激痛までさまざまですが、激痛を通りこすと、神経が破壊されて、痛みがなくなります。
痛みが治まったからといって放置すると、歯ぐきに進行して再び激痛を引き起こします。
C4
歯の上部は、むし歯によって溶けてなくなっている状態です。
また、むし歯は歯の根っこまでに達しているため、一般的には抜歯をするケースがほとんどです。
早めの治療で大切な歯を守ろう!
厚生労働省によると、1年間で歯科検診を受けた方の割合は、58%という報告があります。
(参照:厚生労働省「令和4年歯科疾患実態調査結果の概要」p32より) >
大切な歯を守るためのポイントは、むし歯にならないこと、そしてむし歯になっても早めの段階で治療をすることです。
歯は、削る範囲が大きいほど寿命が縮まるので、「むし歯かな?」と思ったらお早めにみはし歯科クリニックへお越しください。
当院は、調布駅東口より徒歩1分のところにあります。
お車の方は、医院の西隣にあるコインパーキングをご利用ください。